必ず来る”第2波”に備えよ
2020/5/24

緊急事態宣言が解除され、新型コロナウィルスの感染拡大に収束の兆しが見え始め、街は活気を取り戻しつつあり、停止していた経済が回復しようとしている。
ようやくここまでこれたのは、ひとえにすべての人の努力と忍耐の賜物であろう。
特に、命を削って対処して下さった医療従事者の方々には感謝を表す言葉も見つからない。

だが、ほぼすべての人が共通して勘違いしていることがある。
それは、「新型コロナウィルスが消滅したわけではない」ということである。

新型コロナウィルスはまだ存在しているのである。
しかしほとんどの人は「もう大丈夫」だと勘違いしている。
だからこそ、確実に、必ず”第2波”が来るのである。

今はただ、土砂降りだった雨が小雨になった程度しかないのである。
完全に晴れ上がったわけではない。

ではいつ、どこで第2波が発生するのか?
それは、土砂降りだった雨が小雨になって傘を閉じ始めた頃に、大きな被害が出ていない地域に起こる。

具体的には、マスク着用や手洗いうがいが面倒だと感じて油断し、人々の往来が活発になった頃、大都市圏から離れた、いわゆる”地方”で”第2波”は起こる。

もっと具体的に”いつ””どこで”第2波が起こるのかといえば、本格的に人の動きが活発になる”夏頃”に、ほとんど被害がなかった我々の住むこの”紀南地方”で起こるのである。

そもそも、なぜ新型コロナウィルスが発生し、世界中に蔓延したのか?
そしてなぜそれは収束しないのか?
これから世の中はいったいどうなるのか?

ある人は言う。「政治家の怠慢だ!」と。
またある人は言う。「データをねつ造している!」と。
またまたある人は言う。「これは自然発生なんかではない!どこかの誰かが何かの意図を持って故意に蔓延させたのだ!」と。

あいにく今の私の手元には、このように言う彼らの意見を肯定する証拠も否定する資料もない。
ゆえに彼らの意見に対して否定も肯定もできない。

ただ、政治家が怠慢であろうが真面目であろうが、新型コロナウィルスは蔓延する。
データをねつ造しようが正確であろうが、感染拡大は抑えられない。
またまた、自然発生だろうが、誰かが故意に蔓延させたであろうが、これは起こるべくして起きたのである。

なぜそう言い切れるのか?
それは人の力ではどうすることもできないからである。
根本原因は、実に「太陽の働き」にあるからである。


【太陽から放出されるコロナ】

【コロナウィルス】
奇しくも、コロナウィルスの「コロナ」とは、太陽から出る炎のような光に似ていることから名づけられた。

とにかく、今後、我々はとくに、今まで以上に油断せず、細心の注意を払わなくてはいけない。
しんぐうネットTOP