連発する北朝鮮のミサイル発射の意図とオオカミ少年戦術 | ||||
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北朝鮮のミサイル発射の意図 | ||||
北朝鮮は2022年の1年間に発射したミサイルは、少なくとも73発。 この発射の意図を多くの学者・専門家の分析によると
これが多くの専門家の最大公約数的な分析結果である。 つまり「やれるもんならやってみろ!」 ということである。 |
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オオカミ少年 | ||||
イソップ物語に出てくる「オオカミ少年」。 その内容は知っていると思うので詳細は割愛するが、簡単に説明すると
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日本の軍事力 | ||||
世界各国の軍事力レベルを分析して発表しているグローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)によると、2021年の軍事力ランキングで日本は世界第5位となっており、英国やフランスより上となっている。 軍事力ランキングで上位の日本、その実力は本物なのか=中国報道 - ニュースピックアップ | フレッシュアイニュース (fresheye.com) 核保有しているイギリスやフランスよりも上位の軍事力があるということに疑問を持たざるを得ないが、少なくとも北朝鮮よりも上位であることは明らかであろう。 つまり、この分析によれば、理論上は日本の防衛力によって北朝鮮による攻撃は防げるということである。 |
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日本の防衛力を無力化する方法 | ||||
日本の防衛力を無力化する方法こそ「オオカミ少年戦術」である。 ①何度も何度も「ミサイルを打ち込むぞ!」と脅しをかける。 ②その度に迎撃準備をする。 ③ある時をさかいに、「どうせ打ってこないんだから迎撃準備する必要はないだろう」と油断させる。 ④そのときこそ最大の攻撃機会である。 これが防衛力を無力化させるプロセスである。 |
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領海と接続水域と排他的経済水域 | ||||
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つまり・・・ ●領海は 攻撃意図をもって侵入してきた者に対して防御(のための攻撃)することができる。 ●接続水域は 公海の一部なので誰が通行してもいいが、それ以上近づくなと警告することができる。 ●排他的経済水域は 公海上ではあるが、許可なく勝手に漁や海洋資源を取ってはいけないエリアである。 |
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侮ってはいけない北朝鮮のミサイル技術 | ||||
北朝鮮が発射したミサイルの着弾地点が日本のEEZの外か内かがニュースで問題視されている。 EEZ内であれば、当然日本の漁船があるわけだから日本として当然抗議するべきである。 ただし、EEZ内であっても、そこはあくまでも「公海上」なので、日本の主権は及ばず、抗議することはできても日本の防衛力を駆使することはできないのである。 これを踏まえたうえで・・・ 北朝鮮は発射したミサイルを日本の日本海側のEEZぎりぎりに落としている。 あるいは日本の上空の宇宙空間を通過して太平洋上の公海にミサイルを落としている。 ちなみに国土の上空はその国の領土だが、宇宙空間はどの国の領土でもないので、自由に飛ぶことができる。 つまり、狙ってそのミサイルをそこに落としているのである。 北朝鮮は領土・領海を外すように狙ってそこに落とすという高度な技術をすでに持っているのである。 |
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北朝鮮が日本の領土・領海内にミサイルを撃ち込むのはいつか? | ||||
もし山でクマに遭遇した時は、絶対に背中を向けてはいけない。 必ずにらみ合ったまま背中を向けずに後ずさりして避難しないといけない。 もし背中を向ければ、クマは一気に襲い掛かってくる。 なぜなら、背中を向けた瞬間、反撃の意思がないと思うからである。 もっとも効果的な攻撃機会は、相手が身構えもせずに油断しているときである。 北朝鮮がミサイルを撃ち込むときこそ、日本が身構えずに油断した時である。 だからこそ、日本人が「また発射してきた。もうウンザリだ」と思うようになるまで北朝鮮のミサイル発射実験は繰り返される。 |
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