中国は台湾侵攻に踏み切るか? 必ず台湾侵攻を行う |
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ウクライナ危機で中国政府は大ショック、庶民はロシア応援【コメントライナー】 2022年04月03日09時00分 中国の一般の庶民は、ウクライナのことをあまり知らない。 逆にロシアは身近な存在である。 中国の公式メディアやインターネットのSNSでは、ウクライナが米国を中心とする先進国の手先となって、ロシアを追い詰めているから、ロシアは反撃しているといわれている。 民衆の間では「ロシア、頑張れ」の声が上がっている。 (文 東京財団政策研究所主席研究員・柯 隆) これに対して、知識人の間で事情をよく知っている人は少なくない。 言論統制されているため、声を上げることができないが、心の中でウクライナを応援する人は多い。 中には、プーチンのロシアと手を切るべきだと主張する政府系シンクタンクの研究者も現れている。 ◆軍事技術の源泉はロシア ウクライナ危機を見た中国政府は、大きなショックを受けているはずである。 なぜなら、中国の軍事技術の源泉はロシアだからだ。 ロシアが短期間にウクライナを攻略できると中国は確信していたが、1カ月たっても、ウクライナを攻略できていない。 すなわち、ロシアの軍事力が本当に強いものかどうかが今、疑われている。 単なる「張子の虎」ではないか、とさえ思われている可能性は高い。 なぜ中国政府がショックを受けるかというと、もし、ロシアから導入した軍事技術をもって台湾に侵攻したとしても、本当に台湾を攻略できるのか、自信を失ってしまう可能性がある。 すなわち、中国人民解放軍が台湾に侵攻した場合、短期間に台湾を攻略できなければ、後方から補給が追い付かず、失敗に終わる可能性が高いからである。 中国政府はロシアと米国の間で、自分にとって最も得する解を求めようとしている。 すなわち、損得の勘定を一生懸命しているところである。 米国などからは、中国がロシアに軍事支援した場合、重い代償を払うことになると警告されている。 ◆習政権の本心 これに対して、駐米中国大使の秦剛氏は、米CBSの番組に出演した時、中国はロシアに軍事支援をしていないとコメントした。 このコメントから中国はロシアへの軍事支援による代償を十分に認識していることが分かる。 もう少し時間がたって、ロシアの敗戦がはっきり見えれば、中国は自然にロシアと距離を置くようになると思われる。 中国経済が先進国に依存しているのは明白な事実である。 それを無にしてロシアと同盟を組むことはあり得ない。 ただし、米国から経済制裁を受けているのは事実であり、中国政府は米国に対する警戒も強めている。 習近平政権の本心は、米国との関係を改善したいということである。 しかし、ここ数年の米中対立の溝はあまりにも深い。 簡単には埋まらないだろう。 中国の国内政治をみると、民主化する兆しは全くない。 米国は一定の緊張感を持って中国と付き合うことになる。 中国も、米国には近づいていけない。 これからは、ある種の準冷戦の状態に突入していく可能性が高い。(一部敬称略) (時事通信社「コメントライナー」より) 【筆者紹介】 柯 隆(か・りゅう) 1963年中国南京生まれの中国人エコノミスト。 88年に来日し、名古屋大学大学院修士(経済学)。 長銀総合研究所を経て富士通総研主席研究員。 2018年より現職。 独自の人脈と精力的な現場リサーチに基づき、見えにくい中国経済の実態を鋭く分析、注目される。 著書に「中国『強国復権』の条件」「爆買いと反日」「暴走する中国経済」など。 |
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この記事の言いたいことは、「短期間でウクライナを攻略できると思っていたロシアが、1か月たってもまだ攻略できない。そのロシアから導入した軍事の技術では台湾侵攻はできない」 ということである。 いま日本では、中国による台湾への軍事侵攻が懸念されている。 台湾有事は即日本の有事だからである。 このため、「軍事力を強化し、核保有も視野に入れるべきだ」との議論が活発になっている。 しかしこの記事を読むと、 「陸続きのウクライナに対してロシアは何もできていない。むしろ敗走しているようにも思える。これはロシアの軍事技術が欧米に比べて劣るからである。このロシアの軍事技術が源泉となっている中国の軍事力では、陸続きよりもさらに何倍も攻略が難しい海の向こうの台湾を攻略することなどできない」 ということを言いたいようである。 この記事に対して、もっとも多いと思われるコメントが、 「中国のポンコツ海軍が海を渡って台湾を攻めることなど、できるわけがない」 というものである。 ●中国は台湾攻略しないのか? ウクライナに対してのロシアを見て、中国が台湾攻略を諦めるのか? 台湾統一「必ず実現できる」 辛亥革命110年で中国主席 ロシアのウクライナ侵攻とのリンク 結論から言えば、中国は台湾攻略を絶対にあきらめない。 必ずやる。 これに対して、多くの「ネット軍事評論家」たちは、「日米が必ず台湾を守る。だから中国は台湾海峡の制海権も制空権も奪えずに、何もできないまま終わるだろう」と予想している。 つまり「中国は台湾侵攻をしない」と結論付けているようである。 もう一度言う。 必ず中国は台湾を攻める。 軍事評論家の意見と私の意見は、真っ向から対立しているようである。 まず、中国が台湾攻略を諦めるわけがない。 これに対して、「制海権も制空権も取れない中国がどのように攻めるのか?」という。 ではどのように台湾を攻略するのか? その手順を見ていく。 まず、数百・数千・数万の漁船に難民を乗せて台湾に向わせる。 もちろん、難民といっても、武装難民である。 これに対して台湾は、何らかの軍事行動を起こすであろうが、難民となれば、なかなか銃口を向けるのは難しい。 さらに大量の難民を乗せた漁船をすべて排除することは難しい。 平成 28 年8月上旬の中国公船及び中国漁船の活動状況について 平成 28 年8月5日、約 200~300 隻の中国漁船が尖閣諸島周辺海域に見られる これと同時に、日本に侵入している中国人スパイが行動を起こす。 日本解放第二期工作要綱 令和2年6月末現在における在留中国人の人数は786830人。 出入国在留管理庁HPより これはあくまでも「正式に」入国した人の数である。 不法に入国した人数を含めれば、100万人はいるといわれている。 彼らは仕事や留学といった「ちゃんとした理由」で日本に入国してきた。
アメリカにも中国人スパイが侵入している中、日本に入ってきていないわけがない。 日本に入国している中国人は、その家族全員が中国共産党の「人質」である。 中国共産党の指令によって日本に入国している人もいるだろうし、本当に日本が好きで日本に入国している人もいるだろう。 日本を憎むものも日本が好きな人も、全員が一様に中国共産党によって「否応なしに」行動を起こさざるを得ない状態になる。 ではどのような行動をとるのか。 日本国内での「内乱誘発」である。 内乱誘発によって日米が台湾への援助ができない状態にしといてから、悠々と中国は台湾を攻略する。 この手助けをするのが、「親中派」といわれる者たちである。 とくに親中派の親玉である和歌山選出の二階俊博である。 和歌山の雄・二階俊博先生と『日本解放第二期工作要綱』
もし台湾有事となった時、日本に侵入している中共のスパイが、日本の中枢の人物やその家族らを人質に取るだろう。 これによって日本およびアメリカは台湾への支援ができなくなる。 中国の残虐性・卑怯さはロシアの比ではない。 ウイグル・チベットでの中国の行いを見れば一目瞭然である。 いわんや、中国国民に対しても、である。 健康な臓器が金になると見るや、中国国民の若者をさらい、臓器を抜き取り、遺体は川に投げ捨てられる。 このことを警察に訴えた住民が国家反逆罪で逮捕されて収監される。 コロナによって封鎖されたアパートの住民が食糧も与えられずに餓死しようとも何とも思わない。 これが中国共産党一党独裁の国家の姿である。 最後にもう一度言う。 必ず中国は台湾を攻略し、次に日本を攻める。 |
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