ツンドラで山火事多発、凍土爆発のクレーターも増 北極圏熱波で異変連鎖も【他人事ではない、気候変動の脅威】

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ツンドラで山火事多発、凍土爆発のクレーターも増 北極圏熱波で異変連鎖も【他人事ではない、気候変動の脅威】(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
9/3(金) 18:14 配信

温暖化がますます加速する懸念、凍土融解が最悪の予測に向かわせる可能性も

北極圏は世界平均と比べ、少なくとも2倍のペースで温暖化している。

気温は過去100年間で2~3℃上昇した。

なかでも気温上昇の影響を強く受ける場所のひとつが永久凍土層のあるツンドラ地帯だ。

このシリーズではすでに永久凍土が解けて村ごと移転する例を紹介したが、今回はより広範な自然環境への影響として、ツンドラでの森林火災がもたらす連鎖的な影響と爆発クレーターの形成について見てみよう。

ツンドラで森林火災が相次いだのは2020年6月。

気温が低く、水分が多く、凍っているために、本来であれば燃えるはずのない地域で森林火災が多発した事態に、生態学者や気候科学者は懸念を募らせた。

彼らが恐れているのは、この火災が北極圏における急激な変化のさらなる兆候かもしれないこと、そして、局地的にも世界的にも連鎖的な影響を及ぼす可能性だ。


より北に広がる炎、解き放たれる炭素と回復困難な生態系

2020年6月、北極圏のシベリアで前代未聞の38℃という最高気温が記録された。

梅雨明け前にもかかわらず、日本の猛暑のようなニュースに衝撃を受けた人は少なくなかっただろう。

この熱波は、大規模な山火事に拍車をかけた。

欧州中期予報センターの上級研究員マーク・パリントン氏によると、火災がシベリアに広がり始めたのは6月中旬だった。

火事の熱出力の指標である「火炎放射強度」の1日あたりの水準は、2019年(同じく火災が極端に多かった年)に匹敵し、少なくとも2003年以降に北極圏で観測されてきたレベルをはるかに超えていた。

ロシアの林野庁は、シベリア東部のサハ共和国、チュクチ地域、マガダン地域では、広さ数千平方キロメートルもの土地が炎に包まれていると推測した。

森林火災の最北記録が更新された可能性もある。

欧州宇宙機関(ESA)の衛星センチネル2号が、6月下旬、北緯73度付近で複数の火災が発生しているのを観測した。

衛星による地球観測の専門家、アンナマリア・ルオンゴ氏によると、これは2003年以降の観測史上、最も北で起こった火災だったという。

ちなみに、今年もシベリアで森林火災が多発し、煙が北極まで到達して話題になったが、その火災の場所はより南の北方林で、ツンドラではなかった。

ツンドラの火災は前例がないわけではない。

だが、一度にこれだけの数が、これだけの広範囲で発生するのは尋常ではないと、英ロンドン大学スクール・オブ・エコノミクスの環境地理学者トーマス・スミス氏は言う。

北極圏の研究者らが最も懸念しているのは、こうした火災の一部が、ツンドラの地下に何世紀にもわたって蓄積されてきた、炭素を豊富に含む有機物層まで燃やしているのではないかということだ。

「火災の大きさと温度から見て、燃えていないはずがないと、わたしは考えています」と、米国立航空宇宙研究所の准研究員で、シベリアの山火事の専門家であるアンバー・ソーヤ氏は言う。

炎が地下深くまで広がると、温室効果ガスが大気中に放出され、北極の温暖化と永久凍土層の融解がますます加速することになる。

加えて火災の熱も、永久凍土層の融解と燃焼に拍車をかけるという。

火災によってどれだけの量の炭素が放出されているのか、また永久凍土層がどの程度融解しているのかは定かではないものの、科学者らはぜひとも調査したいと考えている。

また、こうした火災が、北極圏の繊細な生態系のバランスにどのような変化をもたらすかも重要な問題だ。

ソーヤ氏によると、激しい火災に見舞われた北方林はときに、「火成ツンドラ」に変化することがあるという。

「火成ツンドラ」は、炎によって樹木が焼かれ、土中に蓄えられていた種子も燃やし尽くされた後で、代わりに草が優勢になることによってできあがる。

一方、もともとツンドラである土地が焼かれると、場合によっては低木が根を張りやすくなり、景色の色が暗くなることでより多くの熱が吸収され、将来的に火災が発生する可能性が高まる。

また、気候変動によって樹木限界線がじわじわと北上を続ければ、北極圏にさらに火災の燃料が増えることになる。

「生態系に関しては、この先どうなるのか、わたしにはわかりません」とソーヤ氏は言う。

「火災はかなり北の方で起き、被害は広範囲に及びました。回復には長い時間がかかるでしょう。もしかすると、まったく回復しないかもしれません」


次々に見つかった謎のクレーター、温暖化で増加か

2020年の7月、シベリア北西部に位置するヤマル半島のツンドラの上空を飛んでいたロシアのテレビクルーが、興味深いものを発見した。

サッカー場の半分ほどの大きさの深いクレーターが、凍った大地にぽっかりと開いていたのだ。

クレーターの周囲には数百メートルにわたって氷や土の塊が飛び散っていて、それらが地中から噴出したものであることは明らかだった。

シベリアの北極圏では、2014年以来、こうしたクレーターが続々と見つかっている。

2014年7月にシベリアで初めて発見されたとき、その原因をめぐって、隕石の直撃だ!ミサイルの爆発だ!宇宙人の襲来だ!などさまざまな噂が世界を駆けめぐった。

研究者たちはその後、同様のクレーターをさらに15個確認した。

ロシア、スコルテック炭化水素回収研究所の永久凍土の専門家エフゲニー・チュビリン氏は、2020年7月に発見された穴は17番目で、これまでで最も大きいかもしれないと言う。

北極圏のクレーターの研究は容易ではない。

爆発後、数カ月から数年もすると水で満たされ、この地域に点在する多くの湖のような外見になってしまうからだ。

しかし、17番目のクレーターはできて間もないおかげで成因を解明でき、2021年2月に学術誌「Geosciences」に論文が発表された。

では、シベリアの永久凍土でいったい何が起きているのだろうか。

以前までの調査から、ロシア、ロモノーソフ記念モスクワ国立大学の地質化学者アンドレイ・ビシュコフ氏らは、この爆発はガス、氷、水、泥などが混ざって一気に噴出するのではないかという仮説を立てていた。

そこでこの仮説を検証するべく、新たに発見したクレーターの中にドローンを飛ばして構造を調査し、3Dモデルを作成した。

その結果、まず永久凍土の隙間にガスがたまって小さな丘ができ、最終的にはガスの圧力が高まるか、表面の氷が不安定化するかして爆発し、切り立ったクレーターができることが明らかになった。

「シャンパンのようなものです」とビシュコフ氏は言う。


チェダーチーズの凍土がスイスチーズに?

2014年の発見以来、シベリアのクレーターは増えているように見えるが、「この現象は何千年も前から起きていて、私たちはつい最近になって気づいたのかもしれません」と、米アラスカ大学フェアバンクス校の生態学者ケイティー・ウォルター・アンソニー氏は言う。

この地域の上空を通る飛行機は増えていて、ヤマル半島の人口は大きく増加している。

「鉄道が開通し、巨大な町もできました」とビシュコフ氏は言う。

けれどもやはり、地球温暖化によって爆発の回数が増える可能性はある。

気温の上昇により永久凍土が解け、ガスがたまったポケットに蓋をしている氷が不安定化し、爆発するのだ。

ウォルター・アンソニー氏は、永久凍土の融解により地中から地表につながる穴が増え、地中のガスが中を上がってくる「煙突」ができる可能性もあると指摘する。

論文では噴出したガスを特定していないが、研究チームはメタンの可能性が高いと見ている。

地球全体の温室効果ガスの排出量を考えれば、1回の爆発で放出されるメタンの量は取るに足らないものだろう。

しかし、この爆発は「長期的な現象を短期間で見せてくれます」とウォルター・アンソニー氏は言う。

単に永久凍土が解けるだけでも、氷結から解き放たれた有機物を微生物が食べて二酸化炭素やメタンを排出する。

そのうえ、地質学的プロセスによって排出されるメタンガスもある。

永久凍土は地中深くに蓄えられたメタンガスの蓋となり、大気中に出ていくのを遅らせている。

永久凍土が融解すると、この蓋が穴だらけになり、メタンがどんどん大気中に漏れ出してしまうのだ。

北極圏の湖でこの現象を調べているウォルター・アンソニー氏は、クレーターの形成に関する最近の研究成果は、より深部のガスがすでに地表に噴出している証拠かもしれないと指摘する。

「チェダーチーズの塊のようだった永久凍土が、穴のできやすいスイスチーズに変化すれば、爆発はもっと増えるでしょう」とウォルター・アンソニー氏は言う。

「気候変動の物語の中で、これがどのようなふるまいをするのか、予測は困難です」

森林火災もクレーターも、遠い北極圏の出来事と思うかもしれないが、決して他人事ではない。

先ごろ発表されたIPCCの最新報告書でも、永久凍土の融解による二酸化炭素やメタンの大量放出は、温暖化のレベルを最悪の予測に向かって押し上げる可能性が指摘されている。

それを防ぐには、やはり温室効果ガスの排出を減らすしかない。

この記事はナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。

世界のニュースを独自の視点でお伝えします。

文=MADELEINE STONE、MAYA WEI-HAAS/訳=北村京子、三枝小夜子

シベリアに巨大なクレーター。世界中やばすぎて、もはや「やばい=ふつう」になってない? | ギズモード・ジャパン (gizmodo.jp)


2020.09.28 23:00

Brian Kahn - Earther Gizmodo US[原文]( Kenji P. Miyajima )

Image: Вести Ямал


またシベリアで永久凍土が爆発しちゃったみたいです。ええ、「また」です。

普通に考えると地球上で最も寒い場所のひとつであるシベリアの北西部で、永久凍土に深さ約50メートルのクレーターができちゃいました。

でもこれはシベリアのひどく熱い夏に起こり続けている「とんでもないこと」のひとつに過ぎません。


温暖化によってできるクレーターが、さらに温暖化を加速させ

シベリア北西部のヤマル半島で他の件で取材にあたっていたジャーナリストが、たまたま地球に開いているきれいな同心円状の穴を見つけたのだとか。

まるで地獄へ通じる落とし穴のようなの永久凍土の姿は7月に撮影されたとのこと。

まるで爆弾でも落とされたかのように見えますが、実際のところは上からじゃなくて地面の下で起こっていることがクレーターの原因なんですって。

シベリアを含め、世界のツンドラ地域は地表を永久凍土に覆われていますが、残念なことに、気候危機によって解けた永久凍土から大気中にメタンが放出されているんです。

メタンは二酸化炭素の約30倍の温室効果を持つガスなので、これは地球にとって間違いなく悪いニュースです。

ところでこのメタンは天然ガスの主成分でもあるんですよね。

知っている方も多いと思うのですが、ガスは強い圧力がかかると燃え出したり爆発したりすることがあります。

ウッドウェル気候研究センターの北極プログラムでディレクターを務めるスー・ナタリ氏は電子メールによる取材に対し、0℃以下になっても凍らないクリオペグと呼ばれる未凍結の土壌にできるポケットにメタンが蓄積される可能性があると述べています。

また、クレーターの原因については次のように話しています。

表面の土の温暖化と融解によって、栓の役割を果たしていた永久凍土が弱くなって吹き飛ばされてしまい、クレーターができています。

ヤマル半島では2014年以降、このようなクレータが見られるようになったそうです。

ナタリ氏によると、これらのクレーターに共通した特定の特徴があるとは言えないとしつつも、厚い氷の層を持つ永久凍土の構造と、クリオペグやメタンを豊富に含む天然ガスの堆積物の広範囲な分布が、北極圏でクレーターの中心地になっている理由のひとつかもしれないとのこと。


今夏のシベリアは熱かった

今年の夏の気候は、永久凍土が吹っ飛ばされる可能性を確実に高めているようです。

だってシベリア全土がとても暑くて燃えていますもん。

6月には気温が約38℃まで上がっちゃうなど、観測史上最も暑い年になりそうなロシアの気候は驚愕的です。

4月以降、あちこちで山火事が発生していて、炭素を豊富に含んだ泥炭地では冬を挟んで再び猛威を振るっているものまであります。

ロシアの冬の平均気温は、平年を6℃から8℃も上回りました。

シベリアは特に暑いホットスポットと化していました。

その冬の暑さによってクタクタになった永久凍土が、この夏のありとあらゆる奇妙な気象が起こる下地になってるんじゃないかと思われます。

また、爆発に加えて、永久凍土の崩壊は、シベリアにある太古の湖を汚染した大量のディーゼル流出事故まで引き起こしています。


やっぱり必要なのは温暖化対策

正直なところ、確かにクレーターはビックリ仰天するレベルで見る価値はありますが、それよりも恐ろしいのは永久凍土をめぐる衝撃的な事実の数々です。

科学者たちが何百万にも及ぶメタンのホットスポットを発見しちゃったり、二酸化炭素の吸収源だったはずの北極圏が記録上初めて放出源になっちゃったりしました。

これは地球の気候にとって悪いニュースです。

たとえ爆発しなくても、永久凍土の破壊は北極を故郷と呼ぶ人々に悲劇をもたらしています。

解けた永久凍土によって形成されるサーモカルストと呼ばれる湿地帯が、地形の傾斜や浸食、洪水を引き起こす可能性があるそうです。

それによって、アパートのような建物から、伝統的な氷の貯蔵庫まで多くのインフラを破壊し、人々の生活をめちゃくちゃにします。

もしもこのまま永久凍土が解け続けたり、時に急激な変化を起こし続けたりすれば、今世紀半ばまでに400万人もの人々の生活に直接的な打撃を与える可能性があるとのこと。

温室効果ガス排出量を削減し、一刻でも早く地球温暖化をスローダウンさせるために行動しない限り、このような変化は永久に続くことになるでしょうね。

ナタリ氏はこう述べます。

私は、熱波が北極で突発的に起こる気象現象のきっかけになる可能性が非常に高いと考えています。
クレーターやサーモカルストなどの現象は基本的に不可逆的なものなので、とても重要なのです。

もう誰にも止められない「温暖化」

菅義偉内閣総理大臣は2020年10月26日、臨時国会の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言した。

2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという意味だ。

この宣言を受けてか、トヨタは二酸化炭素を排出しない「水素エンジン」の開発に着手した。

このように、世界各国のあらゆる企業や団体が、カーボンニュートラルに動き出している。

そして様々な技術開発を行い、少しずつではあるが、「脱炭素」への道筋が見えているようである。

しかし、時すでに遅し。

上記記事を見ての通り、炭素貯蔵庫であるツンドラが溶けはじめ、永久凍土に閉じ込められていた炭素がものすごい勢いで排出され始めている。

人間が1年間で排出する二酸化炭素量は約335億トン(2018年)(出典:EDMC/エネルギー・経済統計要覧2021年版)

二酸化炭素1トンの体積は25メートルプール1杯分と言われている。

すなわち509立方メートル。

170515億立方メートル=約17兆立方メートル。

燃費 10km/リットルのガソリ ン車で約 431km走ると二酸化炭素が 1 トン排出される。

最近の推定によると、北極域の土壌は世界の土壌炭素の約 50%を保持して おり、この炭素量は空気中に存在する二酸化炭素の約 2 倍に相当する。
booklet201903b.pdf (nipr.ac.jp)

ちなみに、人が呼吸することによって1日で排出される二酸化炭素量は1kgと言われている。

水素エンジンなどは、二酸化炭素排出量がゼロになるので、カーボンニュートラルを目指す技術としては理想的である。

しかし現実問題として、水素エンジンを作るためにどれほどの二酸化炭素が排出されるのか?
水素エンジンを搭載した車を作るのにどれほどの二酸化炭素が排出されるのか?
そのエネルギー源である水素を作るのにどれほどの二酸化炭素が排出されるのか?

これはわからない。

ただ、人間がどんなに頑張ったところで、ツンドラをはじめとする北極行きの永久凍土が溶け出してしまえば、人間の頑張りなどは焼け石に水である。

温暖化を抑えようとする意志と努力は素晴らしい。

こうした努力によって技術が進歩していくのである。

だが、地球温暖化の根本原因がわからないままであれば、いかなる技術も虚しい。

地球温暖化の根本原因とは何か?

それは「太陽の異変」である。

「太陽の異変」が根本原因であるならば、もう誰もどうすることもできない。

では、もっと深く、根本の中の根本原因は何か?

すなわち、「なぜ太陽の異変が起きたのか?」ということである。

ここにすべての解決方法が見えてくる。

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