“異物”は金属片か 163万回分の使用見合わせ

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“異物”は金属片か 163万回分の使用見合わせ
8/26(木) 20:05 配信

モデルナ製のワクチンで「異物の混入」が見つかった問題で、一部の会場では接種が中止となるなど混乱も見られるようです。

厚生労働省幹部によりますと、異物は「
金属片の可能性」があるということです。

厚生労働省からの緊急発表があったのは26日午前3時半のことでした。

厚労省:「未使用のバイアル内に異物混入が見られたと複数の接種施設より報告があった」

アメリカ・モデルナ社製のワクチンのバイアル(容器)の中に異物が入っていたというのです。

報告があったのは東京、埼玉、茨城、愛知、岐阜の8カ所の接種会場で、合計39の容器から異物が見つかりました。

埼玉県さいたま市の接種会場では今月13日と20日、黒い点のような小さいものが混じっていることが19の容器で確認されました。

異物が混じっていたワクチンのロット番号は「3004667」。

厚労省はこのロット番号のワクチン、さらに同じ時期に製造されたワクチンの使用を見合わせることにしました。

対象となるのは全国863の会場に配送されたワクチンで、合わせて163万回分です。

東京など各地の会場では急きょ、26日の接種を取りやめるところも出てきています。

接種に来た男性:「いや、ちょっとびっくりしました。ただ、ニュースやってたんでまさかなと思ったんですけど見事に嫌な予感が的中してしまった感じ。2回目ちょっと未定ですよね」

ただ、一部のワクチンはすでに使用されています。

加藤官房長官:「一部ですでに接種がされていると承知していますが、具体的な人数については厚生労働省で今、
直ちに把握し得る状況にないとのことです」

16日から議員や秘書らを対象とした職域接種を行っている国会議事堂でも異物混入したワクチンと同じロットのワクチンを25日まで使用していました。

議員94人を含む946人に接種していて、衆議院でも異物が混入した容器を4つ確認し、厚労省に報告しているといいます。

厚労省によりますと、
日本での供給を担う武田薬品に報告があったのは今月16日以降

厚労省が把握したのは25日だとしています。

加藤官房長官:「
混入した異物による健康被害等が発生したという報告もされていないが、もし違和感を感じたようなことがあれば主治医に相談を頂きたい」

日本向けのモデルナ社製ワクチンはスペインにある製薬企業の工場で製造されています。

武田薬品はモデルナに調査を依頼していますが、現時点では、まだ異物が何なのか特定できていません。

ただ、厚労省は一部の接種会場から「
磁石に反応する物質で金属の可能性がある」と報告を受けています。

厚労省幹部:「ゴム片が入っていることはよくあるみたいだが、今回は金属。なぜ金属が入ったのかよく調べないといけない」

ワクチンを頼みの綱とする菅総理大臣は…。

菅総理大臣:「とにかく安全を最優先にして現状を分析しながら対応するように指示しておきました。そんなに接種に大きな影響を与えるものではないという報告は受けています」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2021

“異物”は金属片か 163万回分の使用見合わせ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

厚生労働省幹部によりますと、異物は「金属片の可能性」があるということです。

オカルト論者、陰謀論者からすれば、「これは人類を操るためのマイクロチップだ!」
と騒ぎ立てる格好のネタになるだろう。

これに対して現実主義者は「注射針に入り込めるような小さなチップなど作れない」と反論するかもしれない。

現時点では、この「金属片」が「人類を操るため」のマイクロチップなのかどうかはわからない。

しかし、このオカルト論者や陰謀論者の主張に対する現実主義者の「そんなに小さなマイクロチップは作れない」との反論は、もろくも崩れ去った。

塩つぶサイズのチップを注射で埋め込み 超音波で電力供給と無線通信実現

現実世界で、すでに注射針の管よりも小さなマイクロチップがすでに完成しているからである。

ただし、このモデルナ製ワクチンに混入された「金属片」が、直ちに「マイクロチップ」だということはできない。

「マイクロチップ」である可能性もあるが、そうではない可能性もある。

厚生労働省が真面目に調査をするのかどうかはわからない。

もし調査をした結果、「マイクロチップ」だったとしても、「マイクロチップでした」などという発表など、口が裂けても絶対しない。

この件に対して

加藤官房長官:「一部ですでに接種がされていると承知していますが、具体的な人数については厚生労働省で今、直ちに把握し得る状況にないとのことです」

と。

本来であれば、「大至急、具体的な人数を調べ、該当者に連絡する」と言わなければならないところ、「直ちに把握し得る状況にない」と。

続けて、

加藤官房長官:「混入した異物による健康被害等が発生したという報告もされていないが、もし違和感を感じたようなことがあれば主治医に相談を頂きたい」

と。

つまりは「この件はモデルナ社の問題であって、政府は関係ないので、直ちに把握するつもりもありません。もし違和感があったら主治医に行ってくれ」ということである。

さらには、

厚労省によりますと、日本での供給を担う武田薬品に報告があったのは今月16日以降
厚労省が把握したのは25日だとしています。

と。

埼玉県さいたま市の接種会場では今月13日と20日、黒い点のような小さいものが混じっていることが19の容器で確認されました。

時系列を確認する。

8月13日、さいたま市の接種会場で異物混入が確認。

8月16日以降、武田薬品に報告があった。

8月25日、厚労省が把握。

さいたま市で異物混入が確認されてから12日後に厚労省が把握したということである。

問題点は3つ。

①さいたま市の接種会場で異物混入を確認したが、武田薬品に報告もせずに使い続けたのか?

であれば、接種者(注射を打つ人)が異物混入を知りながら打ったのか?
それとも現場責任者が中止させなかったのか?
現場で武田薬品への報告を怠ったのか?
あるいは、穿った見方をするならば、「意図的に」報告しなかったのか?

②現場から報告を受けた武田薬品が、この報告を黙殺したのか?

③武田薬品から報告を受けた厚労省が、この報告を黙殺したのか?

私はワクチン反対派ではない。
なぜなら私もワクチンを打っているからである。

医療現場で働く方々には本当に頭が下がる思いである。

中には、一度防護服を着ると、その日の仕事が終わるまでその防護服を着続けるため、おむつを着けて医療に従事しているとも伝え聞く。

そのような方が①の「異物混入を知りながら」注射をし続けるなど考えられない。

考えられるのは、②と③だ。

②で考えられることは、「もしモデルナワクチンが使えなくなってしまったら、武田薬品としては商売あがったりだ」として、己の利益のためだけに、本来しなければならなかった報告をしなかったということだ。

もしそうだとしたら、武田薬品は日本の全国民を敵に回したことになる。

全日本人を敵に回して商売ができるはずがない。

そんなことは普通の経営者ならば、馬鹿でもわかる。

そんなことがわからないような馬鹿が経営している会社なのか?

それも考えにくい。

であれば、最終的には③の厚労省が黙殺していた、ということが最もしっくりくる。



モデルナがどのような企業なのか?
今の日本の政治家の頭の中がどうなっているのか?

この二つを合わせ見れば、今回の問題の結論が出てくる。

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update 2021.8.23
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