和歌山の雄・二階俊博先生と『日本解放第二期工作要綱』

まず、表題の「日本解放第二期工作要綱」とは何か?

日本解放第二期工作要綱
これを一読願いたい。

今なお、その存在自体の否定も肯定もされない文書である。

本当に存在するのか、それとも誰かが妄想を働かせて作り上げたフィクションなのか?

誰も何も言わないし、触れない。
まさに「タブー」である。

いま目の前にこの文書があり、これを誰も否定しない。

ならば今、その存在が事実であるとして、その内容も事実であるとして話を進めていく。


さて、言わずと知れた売国奴・中国の「ポチ」である二階俊博が、なぜ政権与党のトップの座である「幹事長」に、歴代最長という長期間に渡って居座れることができたのであろうか?

なぜ誰もその地位を引きずり降ろして奪うことができないのであろうか?


まず、日本と中華人民共和国との「日中国交正常化」がどのような流れで結ばれたのかを見てみる。

中国の国家主席であった毛沢東は、己の権力掌握のために「文化大革命」と「大躍進政策」を行った。
これによって数千万人もの中国国民が殺されたと言われている(一説には1億人を超えているとも言われている)。
己の権力争いのために・・・・・・である。

この2つの暴挙によって中国国内の経済は疲弊を極め、当時世界の最貧民国の一つとなった。

この経済立て直しを毛沢東は、有能な片腕であった周恩来に命じた。

そこで周恩来が目をつけたのが、経済成長著しい日本であった。
周恩来は日本からお金を掠め取ろうと考えたのであった。

しかし当時日本は中華人民共和国ではなく、中華人民共和国の宿敵である台湾と国交があったため、日本と交渉することができなかった。

で、周恩来はどのような罠を仕掛けたのか?

「日中国交正常化」という『偉業』を成した人物として歴史に名が刻まれるとの「名誉」を欲しがる者がいないか、日本国中を探し回った。

そこで目をつけた人物が、日本国内で当時驕りの絶頂であった創価学会会長・池田大作であった。
異常な名誉欲の持ち主である池田大作ならば、必ずこの話に飛びつくであろう・・・と。

ちょうどそのころ、絶妙なタイミングで、日本で著名な作家・有吉佐和子氏が中国を訪問した。

この有吉佐和子氏に周恩来は接触し、創価学会と渡りをつけることに協力してほしいと依頼した。

これより、学会と中国共産党との交流が始まった。

以来、池田大作と周恩来の仲介役として、創価学会の幹部や公明党議員は何度も訪中することとなる。

当時、今では考えられないほどの絶大権力を握っていた池田大作は、自身の懐く名誉欲と政治野心から、当時の首相である田中角栄にこの話を持ち掛けた。

周恩来は田中角栄に「敗戦国である日本に、中国への戦争責任を放棄してあげよう」と囁いた。
これに気を良くした田中角栄は、歴史に名を刻めるとの思いで、台湾との国交を断絶してまで「日中国交正常化」を成し遂げ、それより正式に日本と中国の交流が始まったのである。

「日中国交正常化」によって、中国はまんまと日本から莫大なODAをかすめ取ることに成功したのである。

中国が仕掛けた「国交正常化」というエサで、池田大作と田中角栄という2人の大物を釣り上げたのである。


さて、日中国交正常化に成功した田中角栄には、2人の子分がいた。
それが小沢一郎と二階俊博である。
立場で言えば、田中角栄が親分、小沢一郎が兄貴分、二階俊博が弟分である。


二階俊博が中国のポチとなったのはこの頃からである。

そして2000年には5000人、2015年には3000人の使節団を率いて「訪中」を行ったのである。

この使節団にいたのが、経団連の会長以下大企業の経営者等や、二階が会長を務める「全国旅行業協会」の協会員たちであった。
「訪中」の内容はというと、「中国国内で商売を始めたいという経団連や、中国旅行を企画する旅行業者たちを宜しくお願いします」と頭を下げることである。
まさに「中国詣で」である。

これ以降、人口規模10倍という魅力的な経済圏である中国で商売を始めようとする経団連や旅行業者は、二階に「お願い」しなければ中国に一歩たりとも足を踏み入れることすらできなくなってしまった。

この「お願い」こそが「票」である。

経団連は二階に「お願い」して中国で商いをし、中国で儲けたお金で政治献金=議員買収をしていったのである。

議員の政治活動の原資は「企業献金」である。
たくさんの献金があれば、様々な活動ができるようになる。
逆に、献金がなければ身動き一つとれない。
企業献金を出すのが経団連に所属する企業である。

そしてその経団連に「どの議員に献金してやってくれ」とか「あの議員には献金するな」と指図できるのが二階俊博である。

つまり、二階俊博は議員の生殺与奪の権を握っているのである。

これが二階俊博の権力である。

二階の意向に沿えば、お金も入るし地位も安定するが、彼の意向に背くような議員は政治活動ができなくなる。

だから二階の幹事長の座が安定するのである。


二階俊博と中国との蜜月関係が垣間見えてきた。

日本国民のほとんどは、二階俊博が「親中」「媚中」「拝中」であることを知っている。

しかし今までやってきたことを知れば、「親中」「媚中」「拝中」などの言葉では表現できない、恐ろしいほどの蜜月関係なのである。

例えばあるアイドルがいるとする。
そのアイドルにはたくさんのファンが付いている。
しかしそのアイドルが何か不祥事を起こせば、ファンはみんな去っていくであろう。(一部の熱狂的なファンを除く)

「親中」「媚中」「拝中」というのは、置き換えれば「中国」というアイドルの「ファン」である。

いま、尖閣諸島の領有権域内に武装した中国船舶が不法侵入を繰り返している。
地元の漁師たちは「自分の国の漁場に入れない」と怒りを声を挙げている。

このような横暴な中国の姿を見て、「親中」「媚中」「拝中」だった連中は、中国に対する見方が変わりつつある。
中国「ファン」をやめる連中が続々と現れてきている。

しかし二階俊博は違う。
二階は日本国民が思っているような「親中」「媚中」「拝中」というレベルではないのだ。

2017年、中国の精華大学より名誉教授の称号を授与されているが、このことがそれを証明している。

この精華大学というのは、中国共産党幹部養成学校とも言われている。
習近平や胡錦涛もこの精華大学の卒業生である。

つまり、二階俊博は「中国共産党幹部と同等の立場」にあるということである。

共産党員は国家元首のために働き、国家元首はすべての命令を下せる。
主君と家来の関係である。

中国では国家元首の命令に逆らった者や、命令を忠実に履行できなかった者は、そのほとんどが粛清されてきた。
主君に忠実な者は地位と名誉と財産を与える。
中国というのは、中共に忠実ならば生活は安定し、背けば命が無いという国である。

二階俊博というのは、中国共産党の「忠実」な犬である。

いや、これは私の推測であるが、もしかしたら中国共産党員に「指図される側」ではなくて「指図する側」なのではないだろうか?

一例を挙げれば、
「グリーンピア南紀(和歌山県)の跡地開発をめぐり、所有する那智勝浦町に中華人民共和国のリゾート会社「香港BOAO」を紹介したのは、地元政界に強い影響力を持つ二階だと報じられている。
・・・・・・香港BOAO側も那智勝浦町長も二階に紹介を受けたと証言しており、自分は関係ないとする二階の態度に疑問がもたれている
二階俊博 - Wikipedia

ここには「那智勝浦町に中華人民共和国の会社を紹介した」と優しい物言いであるが、事実は異なる。

事実は、那智勝浦町を脅して、他の企業が入ってこようともそれを排除して、何が何でも中国の会社に買わせるつもりであったのである。

中国企業に「グリーンピア南紀」を「買ってください」とお願いしたのではない。
中国の会社に「グリーンピア南紀」を「買え」と指示し、那智勝浦町には「中国の会社と契約しろ」と命令したのである。

これに反発したのが地元・那智勝浦町民であった。

町民からの反発と上からの圧力で板挟みとなってしまった結果、「激務で疲れた」との遺書を残して那智勝浦町長は自殺に追い込まれてしまったのである。


二階俊博は中国共産党の「飼い犬」ではなくて、「飼い主」である可能性が大いに考えられる。

あまりにも闇が深すぎて、誰もその奥底に辿り着くことができなくなっている。


ここでもう一度、冒頭の日本解放第二期工作要綱を読んでみてもらいたい。
その中の初っ端にある
「A-1.基本戦略 我が党は日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の 支配下に置き、我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。 」

その鉾先に立っているのが誰あろう二階俊博その人である。


是非お伺いしてみたいものである・・・・・・
何が目的で軍事超大国・中国に日本を売り、何が目的で中国の日本への侵略を招かんとするのか?その魂胆を・・・


update 2021.1.31
since 2021.1.30

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