右翼・左翼
2014/08/17

世間では今、中国・韓国との国際関係に関して、右翼・左翼だと騒がれている。
「仲良くすべきだ」と言えば左翼と呼ばれ、「国交断絶だ」と言えば右翼と言われる。
右翼には右翼の、左翼には左翼の言い分がある。その言い分に一理あったり理無しだったり。
結局どちらが良いのか。どちらが間違えているのか。

イジメ問題も同じ。
いじめっ子がいるからいじめがあるのか。
いじめられっ子がいるからいじめがあるのか。

「まんだらけ」の万引き画像問題もそう。
賛成派は、「画像を晒せ!」「犯罪者はさらし者にして徹底的に叩き潰せ!」といい、
反対派は、「犯人にも人権がある!」「冤罪だったらどうするんだ!」という。

裏か表か。0か100か。プラスかマイナスか。N極かS極か。

ここに極論を挙げて自己満足の世界に陥りやすい危険性がある。

したり顔して「その中間がちょうどいいのだ」と言う者がいる。
では聞く。
裏と表の中間はどこにあるのか。磁石のN極とS極の境い目はどこなのか。

進むべき方向性が見えていないからこそ、結局答えが出ずじまいで何の解決にもならない。

中国に対しては、戦争をしても勝ち目は無い。かといって土下座外交をしても行き着くところは同じ。
今のチベットやウイグルを見てのとおりである。

いじめっ子がある日突然いじめられる側に回ることもある。
また、いじめられっ子が反撃すれば「過剰防衛だ」「やりすぎだ」と。

教師も学者も政治家も、誰一人その解決策を知らない。だからいじめ問題は無くなるどころか増加の一途をたどり、しかも悪質化・陰湿化してきている。

万引き犯画像問題も然り。
犯罪者が悪いに決まっている。しかし犯罪者に「お前がやっていることは犯罪だ」というと、「それは言いすぎだ」と、なぜか擁護する者が出てくる。

法律を作って法律で縛って世の中がよくなるのなら世話が無い。

結局「何が良くて何が悪いのか」が誰もわかっていない。
だから方向性が見えず、何をしたら良いのかがわからない。
そして「とりあえずやってみよう」といった感じだ。
やってみるのはいい。しかし失敗を繰り返すだけでまったく成果が上がらない。
なぜだ?

解決策を言おう。
人生の目的と、生命を知ることである。
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